本記事では、ギャンブル依存症の診断チェックリスト9選について解説していきたいと思います。
否認の病気といわれるギャンブル依存症という病気を自分で認めることはなかなか難しいです。
しかも、厄介なことに周りから言われたとしても認めたがらない人が非常に多い病気でもあります。
ただ、安心してください。
そんなギャンブル依存症を診断できるチェック項目が存在します。
こんな人におすすめ
- 自覚はないが、周りから依存症ではないかと言われている方
- ギャンブルを辞めたいがなかなか辞められない方
- 家族にギャンブル依存症の疑いがある人がいる方
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目次
【否認の病気】ギャンブル依存症の診断チェックリスト9選
ギャンブル依存症の診断チェックリスト9選は、次の通りです。
- ギャンブルを理由に借金をする
- ギャンブルをするために嘘をつく
- 会社を休む、または退職する
- ギャンブル資金を工面するためなら手段を選ばない
- ギャンブルをするために生活費に手を付ける
- 常にギャンブルに関する情報収集をしている
- ストレスを理由にギャンブルをする
- ギャンブルをしている時間が一番落ち着く
- 心理状態が異常
基本的に一つでも当てはまればギャンブル依存症の可能性が高いです。
そして、該当項目が多いほど重症度が高いと言えます。
ちなみに僕は、すべて該当していました!(笑)
順番に解説していきます。
ギャンブルを理由に借金をする
ギャンブル依存症の二大症状の一つ、借金。
ギャンブルを理由に借金をし始めたら、問答無用でギャンブル依存症確定です。
会社の先輩、同僚、友達、消費者金融、銀行などあらゆる経路から借金をすることが可能です。
どんな形であれ、ギャンブルを理由に借金することは異常です。
今すぐに自分がギャンブル依存症であることを自覚しましょう。
ギャンブルをするために嘘をつく
ギャンブル依存症の二大症状は借金、そして嘘です。
ギャンブルをするために嘘をつくことは、ギャンブル依存症の症状としては末期に現れるものだと思います。
『残業、飲み会、仕事の付き合い』など、あらゆる嘘をついてギャンブルに行こうとします。
嘘に嘘を重ね、結果的には人としての信用を失い、これまでの人間関係をほぼ失います。
会社を休む、または退職する
ギャンブルがしたいという欲望により、仕事にも影響を与えます。
仕事中もギャンブルの事で頭がいっぱいになり、ひどい場合は会社を休んだり、退職してしまうこともあります。
ここまでの状態になっている方は、収入を確保することすら難しくなり生活が破綻してしまう可能性があります。
かなり危険な状態です。
ギャンブル資金を工面するためなら手段を選ばない
ギャンブルを続けていくと、必ずギャンブル資金がショートします。
そうなると、ギャンブル依存症者はあらゆる手段を使ってギャンブル資金を工面しようとします。
例えば、家電製品、ゲーム機、洋服など自分の所有する物品を売るなどです。
さらに、自分のものがなくなったら、家族や友人のものに手を出すケースもあります。
ここまでやってしまうようだと、かなり重症度の高いギャンブル依存症です。
ギャンブルをするために生活費に手を付ける
売れる物品がなくなると、いよいよ生活費をもギャンブルにつぎ込むようになります。
食費、家賃、電気代、ガス代、スマホ代、クレジットカード代など、絶対に使ってはいけないお金に手を出すようになるとかなり危険です。
ギャンブル依存症には、『ギャンブルで勝って払えば大丈夫』という考えがあります。
もしもこの考えになっているのであれば、もう間違いなくギャンブル依存症であると言えます。
常にギャンブルに関する情報収集をしている
これをやっている人は、かなり多いかと思います。
常にパチスロ雑誌、競馬新聞を購入し、スマホのブックマークはパチスロサイトと競馬情報サイトのみみたいな状態の人はかなり危険です。
さらに最近では、YouTubeでパチンコ・パチスロや競馬予想の動画がめちゃくちゃ配信されているので、それを毎日のように見ている人もギャンブル依存症の可能性が高いです。
『動画を見てるだけで実際にはやらない』と思っている方もいるかと思いますが、そういう人もいつかは必ずギャンブルをしてしまいます。
なぜなら、ギャンブル情報を入手してしまうとそれを実践したくなるからです。
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ストレスを理由にギャンブルをする
日常的なストレスを理由にギャンブルをするのも、ギャンブル依存症の症状です。
会社で上司に怒られて嫌な気分になった日や、逆に仕事がうまくいって褒められた日など、ストレスの有無によってギャンブルしようと思うことがある人は危険です。
どちらにせよギャンブルに行くことでストレスを溜めることになるので、無限ループに陥り、ギャンブルをやめられない状態になっていきます。
ギャンブルをしている時間が一番落ち着く
ストレスの項目に似ていますが、ギャンブルをしている時間が精神的に落ち着くという人は、ギャンブル依存症の可能性が高いです。
特にヤバいのが、借金返済に追われている時にギャンブルをして落ち着くなど、自分にとって不都合なことが起きている時にギャンブルに逃げている場合です。
こうなってしまうと、普段の生活の中では正気を保つことができず、常にギャンブルをしていないと精神を保てない状態にあると言えます。
非常に危険な状態です。
心理状態が異常
ギャンブルで勝っている時はポジティブ思考に、負けが続くとネガティブ思考になるなど心理状態が異常な人はギャンブル依存症だと言えます。
特に、そのギャップがとてつもなく異常で、言動や行動にも表れている場合は危険です。
自分では気づきにくい項目になるので、周りから見て、明らかな気分の浮き沈みがある場合はギャンブルが原因ではないかと疑ってみると良いでしょう。
ギャンブル依存症を認めることから始めよう
あなたや家族の人はいくつ該当したでしょうか。
- ギャンブルを理由に借金をする
- ギャンブルをするために嘘をつく
- 会社を休む、または退職する
- ギャンブル資金を工面するためなら手段を選ばない
- ギャンブルをするために生活費に手を付ける
- 常にギャンブルに関する情報収集をしている
- ストレスを理由にギャンブルをする
- ギャンブルをしている時間が一番落ち着く
- 心理状態が異常
ギャンブル依存症という病気は、とても恐ろしい病気です。
借金や嘘だけではなく、最悪の場合は犯罪に手を染め刑務所行きになるケースもあります。
ギャンブルによって人生が台無しになってしまいます。
そんな悲しい末路を迎える前にギャンブル依存症であることをしっかりと自覚し、ギャンブルをやめる為の行動をとっていくことを強くおすすめします。
ギャンブル依存症を克服し、豊かな生活を取り戻しましょう!