ブラックリストっていつどのタイミングで載るの?
もしブラックリストに載ってしまったら、どんなデメリットがあるのか知りたい。
今回は、この悩みについて書いていきたいと思います。
ブラックリストに載ってしまうと、世間からのお金に関する信用が完全になくなってしまいます。
それにより、欲しいものが買えないだけではなく、人生に多大な影響を与えますよ。
本記事の内容
- そもそもブラックリストとは?
- ブラックリストに載るデメリットとは?
- ブラックリストでも普通の生活を送る方法
- ブラックリストに載る条件とは?
- ブラックリストの消すには?
本記事を書いた人
僕は、重度のギャンブル依存症で過去に借金総額480万を抱えたことがあります。そして、借金のブラックリストになった経験もあります。
結論、借金のブラックリストになってしまうと、新たに借金ができなくなり、人生に多大な影響を与えます。
簡単に言うと、将来が真っ暗になり、人生が破綻するレベルです。
この記事では、僕の体験をもとに借金のブラックリストになってしまうとどうなるのかを解説します。
また、借金のブラックリストになるデメリットとブラックリストを消す方法も紹介するので、参考にしてください。
この記事を読み終わる頃には、借金のブラックリストについての理解が深まり、借金の怖さを認識できるでしょう。
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目次
【体験談】借金でブラックリストに載るとどうなる?
まず、そもそも借金のブラックリストとは何か?
実は、借金のブラックリストについては多くの人が勘違いして認識されているケースが多いようです。
分かりやすく解説していきますね。
借金のブラックリストとは?
借金のブラックリストとは何かを簡単に説明します。
借金のブラックリストとは、一般的な認識だと銀行やクレジットカード会社が借り入れの返済が遅れている人やそもそも返済をしない人達をリストアップしたものだと思われています。
しかし、実はブラックリストというものはこの世には存在しておらず、正しくは個人信用情報機関というところで借金に関する全ての情報が管理されており、そこに『異動』という情報が記載されることを俗にブラックリストに載ると言われています。
少し見づらいですが、僕が過去に『異動』が記載された時の画像を載せておきます。
【26.返済状況】という欄に『異動』という文言が入っていますね。
これが、いわゆるブラックリストに載っているというやつです。
意外とこの事実を知らない人が多いのですが、借金で困っているのであればしっかりと把握しておく必要があります。
僕も、自分がこんな状態になっているとは思っておらず、しばらく自分がブラックリスト(異動)になっている事に気付きませんでした。
しかし、生活していく上でその事実と向き合わされることになりました。
なぜかというと、ブラックリスト(異動)になると次のようなデメリットがあるからです。
- クレジットカードが作れない
- スマホの分割購入ができない
- 自動車ローンが組めない
- 住宅ローンが組めない
- 将来が見えず、絶望する
詳しく解説していきますね。
クレジットカードが作れない
ブラックリスト(異動)の場合、クレジットカードが作れなくなります。
仮にクレジットカードを持っていたとしても、次回の更新時に与信審査が行われ、更新ができない可能性があるようです。
普通に生活をする上ではそれほど困ることはないと思いますが、やはり何かと不便です。
- 常に現金を持っていなければならない
- ネットショッピング(Amazonなど)の支払いが面倒
- 世間体が気になる
上記のような悩みがついてきます。
僕がブラックリスト(異動)になってからは、クレジットカードを持てないことに一番コンプレックスを抱えていました。
周りの友人や会社の同僚は当たり前のようにクレジットカードを持ち、買い物や食事などでスマートに決済する場面を見る度に、ブラックになった事を後悔しました。
しかし、そんな時にデビットカードというものを見つけました。
これは、基本的にクレジットカードと同じように使えます。
クレジットカードと違うのは、銀行口座と連動させるもので口座に入っている金額分だけ使用できるものになっています。
簡単に言うとプリペイドカードみたいなものですね。
見た目はクレジットカードとほぼ遜色なく、カード番号と名前も入っています。知らない人が見たらクレジットカードにしか見えないでしょう。
僕は、楽天銀行のデビットカードを使用していました。口座にお金を入れておけば、本当のクレジットカードのように使えるのでおすすめです。
スマホの分割購入ができない
正直、これには僕はかなり驚かされました。
ブラックリスト(異動)になった後、何気なく新しいスマホ(当時は携帯)を買いに行った時でした。
いつも通り分割購入を申し込んだところ、『審査が通らず、分割購入できません』と言われてしまいました。
まさか?と思い、違うキャリアにも申し込んでみましたが、やはりダメでした。
その時初めて、スマホの分割購入もローン扱いだという事を知りました。まあ普通に考えたらそうなんですけどね。
僕は、そういう意識が全くありませんでした。
ということで、分割購入できない僕は、型落ちの古い機種を現金一括で購入することにしました。
分割購入できない方が機種変更する方法は、
- 中古携帯を購入する
- 家族などに代わりに契約してもらう
- 機種変更を諦める
上記のような手段があります。
周りは最新機種で盛り上がっているのに、自分は5年前の古い機種を使っている。そんな場面がありました。
やはりこういう時も、ブラックリスト(異動)になったことを後悔します。
ちょっと頑張って最新機種を一括購入するという手もありますが、そんなことするなら借金返済した方が賢明です。
ですから、型落ちの機種を安く購入するのが一番良いかなと思います。
自動車ローンが組めない
これも当然できません。
僕はブラックリスト(異動)になった後、それまで所有していた車を廃車にしました。
しかしその後、車が必要になったのですが、自動車ローンが組めないのでかなり困りました。
当然一括で購入できるお金もありませんでした。
結局、25万円の車を親に現金一括で購入してもらいました。25歳の時の話ですが、非常に恥ずかしい過去です。
自動車ローンが組めない方は、
- 可能な限り安い中古車を購入する
- 移動手段を自転車や原チャリにする
- 親名義で自動車ローンを組んでもらう
上記のような手段があります。
一番良いのは、やはり誰にも頼らず、まずは自分でどうにかできる価格を考えて購入するのが良いでしょう。
しかし、何度も言いますが、世間体が気になります。
僕も当時15年前のボロボロの軽自動車を乗り回していました。周りは、新車のミニバンや人気車種を乗っていて、とても悲しい気持ちになったのを覚えています。
ただ、自業自得だし、生活する上で必要ならばやはり購入するしかないので、いち早く新車を購入できるように頑張るしかないです。
住宅ローンが組めない
クレジットカードや携帯の分割払い、自動車ローンがダメなら、当然の如く住宅ローンの審査も通りません。
一昔前は、『夢のマイホーム』と言って誰しもが憧れる人生最大の買い物ですが、これがブラックリスト(異動)になってしまうと手に入りません。
これは人生においてかなりの致命傷ではないでしょうか。
僕は、34歳で冷や冷やしながら住宅ローンの事前審査を銀行2社に申し込みました。
結果は、片方は審査が通りませんでした。
将来が見えず、絶望する
ここまで書いてきた通り、ブラックリスト(異動)になることで、今後の生活に多大な影響を与え、時には将来が見えず、絶望することもあります。
僕も、何度もブラックリストになった事を後悔し、どうせ自分は幸せになれないんだと人生を諦めかけたこともありました。
自業自得なのはわかっていても、現実を受け入れることは難しかったです。
金銭的なデメリットよりも、精神的なダメージを受ける方が全体に及ぼす影響は大きいのかなと思います。
借金のブラックリストに載る条件とは?
借金のブラックリスト(異動)になるデメリットを見たら、絶対にブラックリスト(異動)にはなりたくないと思うでしょう。
では、借金のブラックリスト(異動)は、いつどのタイミングで載ってしまうのでしょう。
下記にまとめたので、見てみましょう。
- 支払いを3か月以上延滞した場合
- 強制解約になった場合
- 任意整理をした場合
- 個人再生をした場合
- 自己破産をした場合
- 過払い金請求をした場合
このいずれかに該当した場合、すぐにブラックリスト(異動)になってしまいます。
他にも、競売にかかったりした場合もブラックリスト(異動)になるのですが、本記事を読んでいる方はギャンブルが理由で借金に困っている人がほとんどだと思うので、上記の条件を覚えておけば間違いないでしょう。
中でも一番多いのは、支払いを3か月以上延滞した場合ではないかと思います。
僕もこれでブラックリスト(異動)になりました。
厳密には、個人信用情報機関や借入先などによってブラックリスト(異動)になるタイミングは変わるのですが、支払いを3か月以上延滞した場合は、まず間違いなくブラックリスト(異動)になると思ってOKです。
なぜかというと、支払いを3か月以上延滞すると、借入先との契約自体がほぼ解除されているからです。
まあ強制解約ってやつですね。
そうなると、確実にブラックリスト(異動)になるので、最悪の場合でも支払いは3か月以内に必ず払うことをおすすめします。
ただ、これも目安であって早い場合は2か月(延滞の常習犯だったりすると)でブラックリスト(異動)になるケースもあるようなので、支払日は遅れないことが鉄則ですが…。
任意整理などの債務整理をした場合もブラックリスト(異動)になってしまいます。
債務整理に関しては基本的に借金している人に対してデメリットはなく、むしろメリットの方が大きいので、債務整理をすることでブラックリスト(異動)になることはネガティブな事ではないと思います。
借金のブラックリストを消すには?
ブラックリスト(異動)になってしまった場合、どうすればその情報を消すことができるのか。気になる方は多いと思います。
結論、借金完済から5年経てば、ブラックリスト(異動)を消すことができます。
残念ながら、これ以外にブラックリスト(異動)を消す方法は存在しません。
ですから、もしもブラックリスト(異動)になってしまい、今の生活に何かしらの影響が出ている場合は、なるべく早く借金を完済し、5年の歳月が流れるのを待つしかありません。
5年はとてつもなく長く感じますが、ブラックリスト(異動)から解放された時はめちゃくちゃ嬉しいし、人生の再出発のきっかけになりますよ。
ただ、僕の場合はそこからまたとてつもないギャンブル借金生活が始まるのですが…。
それはさておき、ブラックリストによって今後の人生に多大な影響を与えることは間違いないので、いち早くブラックリスト(異動)から抜け出し、元の普通の生活に戻れるよう借金返済を頑張っていきましょう。
借金問題は早めに解決し、明るい将来に備えよう
僕が実際にブラックリスト生活を送った感想は、『本当に不便で、常にお金を意識させられ、世間体を気にする毎日を送ることへのストレスを感じていました』
こうなったのは全て自分の責任ですが、後悔してもどうすることもできません。
絶対にブラックリストになるようなことはしてはいけませんし、もしやむ得ずなってしまった場合は最低でも5年はブラックリスト生活を送らなければいけません。
それまでは、本記事に書いたようなデメリットが常に付きまとってきますから、うまく付き合っていくしかありません。
現在僕は、ブラックリスト生活から抜け出し、住宅ローンが組めるまで世間からの信用を取り戻しました。
ですから、地道に借金を返済し、信用を回復させることは必ずできます。
そうすれば、元通りの何不自由のない生活は戻ってきます。
途中で腐ることなく、常に良い意味でポジティブに生きていくことがとても重要なので、明るく前向きに生活していってほしいと思います。
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